#Gwent (グウェント)が面白いので、対戦動画を振り返りながら動き方をまとめてみる②
こんにちは。サタン(@Satan_0707) です。
皆さんやってますか?Gwent(グウェント)!控えめに言っても最高なゲームだと思います。カードゲームだけど、ボードゲームのような要素が重要なグウェント。今ならパブリックベータテストということで無料でプレイできます。
前回は↑にある通り、モンスターの「天候ダゴン」を使う中で大事だと思うことをまとめました。グウェントの面白いポイントとして、強い人と同じデッキレシピにしたからといって簡単に勝てない、ということ。なぜなら意思決定と状況判断がとても重要なゲームだからです。
じゃあ、どうやったら上達するんだよ、となりますよね。例えば一つの例としてYoutube等で対戦動画を実況付きで解説してくれている人を参考にするのが良いと思います。そして次にオススメなのが、自分で言語化してみることです。ということで、今回は僕がスケリッジの「熊無し斧兵天候デッキ」の動画を使って記事にしてみようと思います。ぜひツッコミやアドバイスはもちろん、参考にできる部分があればグウェントライフに活かしてくださいね。
グウェントのスケリッジ(熊無し斧兵天候デッキ)の動き方がだいぶ固まりつつある。今のデッキはこんな感じ。 #PS4share pic.twitter.com/bNlnZzbyQ1
— サタン#11510(BattleTag) (@Satan_0707) 2017年6月17日
グウェント:日本人で初めて世界ランク1位を達成! レート4000超えの浅野さんに色々聞いてみた https://t.co/EHTW6zZ58B #グウェント @dekkigamesjpさんから
— Bob YAMADA (@Bob_YAMADA_) 2017年6月16日
※対戦で使っているデッキ(SSあげているもの)はこのツイート内にある浅野さんへのインタビュー記事にあるデッキを元に微修正しました。
動画はこちらです。
カードの詳細な能力などはこちらのリンクから確認してくださいね。
→グウェント:レート4000超え、浅野氏使用スペシャルスケリッジ | DEKKI
目次
デッキコンセプト(勝ちパターン)
このデッキは大きく2つのパターンで勝つことを狙っています。
- 「テルショック一族の斧兵」を天候などでバフ(強化)してポイントで圧倒する
- ヤルマール&カンビのゴールドコンビで敵を一掃&自分はヤルマール強化
キーカードをGETするための圧縮戦略
→「アン・クライト一族の略奪者」をリーダーであるブラン王、モーグヴァーグをアルズールの複十字で各々引っ張ってくることを担ってもらっています。
その他ドローカード
→アヴァラック(両プレイヤー2枚ドロー)
→ウダルリック(自分だけ2枚引いて一枚手手札、一枚破棄)
25枚のデッキですが、、、
- 最初に10枚ドロー(-10枚)
- 2ラウンド目開始で2枚ドロー(-2枚)
- 3ラウンド目開始で1枚ドロー(-1枚)
- ブラン王で(-3枚)
- アヴァラック・ウダルリックで(-2枚☓2)
- アズールの複十字(-1枚)
上記を足すと21枚掘ることが通常運転のデッキということになります。
マリガンが3+1+1で5枚入れ替えられるため、デッキコンセプトである戦略をかなりの精度で遂行しやすいデッキとなっています。※キーカードが来ないーーー、ということは限りなく少ないです。
マリガンの考え方
マリガンの優先順位は、、、
- 「アン・クライト一族の略奪者」を必ず手元に残さないようにすること
- モーグヴァーグもなるべく手元に残さないようにデッキに返したい
- ゴールドカードは全てキープ
- アルズールの複十字は必ずキープ
- ウダルリックは必ずキープ(デッキにいるとモーグヴァーグを引っ張る時邪魔)
- ※「テルショック一族の斧兵」が無くても構わない(晴天で引っ張れる)
※最初のマリガンは動画開始0秒から30秒頃までです。
第1ラウンド
今回は後攻です。相手はモンスターでリーダーは「見えざる者」です。捕食を中心に展開してきますね。相手の初手はパワー高めのモンスターを配置。こちらは狙い通りマリガンできたので、ブラン王で起動し「アン・クライト一族の略奪者」をデッキから3枚指定。圧縮開始。この時点でポイントが19−8と割りと差が空いたので、ここでパスが来るかも、と思いました。
ですが、ゴールドカードを切ってきましたので、相手はこのラウンド勝ちにきているのだ、と判断。こちらは負けに行くラウンドにすることを決断。ウダルリックをプレイしてカードを引きました。相手はセライノ・ハーピーをプレイして更にポイント差を広げてきました。こちらはもう長引かせても仕方がないのでパス。相手もパスして第1ラウンド終了。
※対戦相手にこのウダルリックの意図を読まれて、セライノ・ハーピーをプレイせずにパスしてきたら手札の数に差がつかずにしんどかったかもしれません。勝ちに来てるからパスするのは難しい状況ではありますが。
第2ラウンド
こちらは第1ラウンドを負けたため、このラウンドでは勝ちにいかないといけません。
デッキコンセプトの箇所で書きましたが、このデッキは大きく2つのパターンで勝つことを狙っています。今回は第2ラウンド開始時の手札では、下記の2つのパターンのどちらでも動けそうでした。
しかし、パスをするタイミングが相手が握っていることと、ゴールドカードを使った決戦は第3ラウンドに温存したいと考えました。※相手リーダー「見えざる者」の除去手段を確保して第3ラウンドを迎えたいから。
- 「テルショック一族の斧兵」を天候などでバフ(強化)してポイントで圧倒する
- ヤルマール&カンビのゴールドコンビで敵を一掃&自分はヤルマール強化
ということで「テルショック一族の斧兵」を、天候スペルカードでバフしていく作戦を敢行していくこと決めました。
※第2ラウンドは動画2分23秒から。
初手はアヴァラックで手札を補充。2手目で「集合」から「テルショック一族の斧兵」を召喚します。相手は負けてよいラウンドなので、こちらの「テルショック一族の斧兵」を何が何でも除去してくる、ということもないという展開に。こちらは天候カードを使いながら、相手を削りつつ「テルショック一族の斧兵」を強く育てます。相手がこのラウンドの短いターンで点差が開くのが嫌がって天候を、「晴天」機能を持つカードで解消してくるように試みます。しかし、使ってこない間に相手がパスを選択。こちらも最小限のカードで相手のポイントを上回る選択をしました。第2ラウンドは27-21で勝利。
第3ラウンド
勝負の最終ラウンドです。途中も書きましたが、勝ちパターンでいうところのコチラをゴールに盤面を作っていくことを考えます。
- ヤルマール&カンビのゴールドコンビで敵を一掃&自分はヤルマール強化
相手としては、モンスターを大量に並べて「見えざる者」で捕食を行い逃げ切る、というのがベーシックな戦略です。いつ、「見えざる者」がくるのか警戒しつつ、「ディメリティウムの枷」を「見えざる者」の打って、カンビで吹っ飛ばすことを念頭においてラウンド開始です。
※第3ラウンドは動画5分21秒から。
どちらも手札は10枚と多い状態でこのラウンドは始まりました。そのため、最後にヤルマール&カンビのゴールドコンビを使うために、「テルショック一族の斧兵」を囮にしつつ相手のモンスターに積極的に天候ダメージを与えることを狙います。大量に手札に天候カードがあるため、どんどん使います。そんなタイミングでモンスターが3体配置している状態で、相手が「見えざる者」をプレイ。もう少し盤面に強い能力のモンスターが増えてからプレイすると思っていたので、少しびっくり。油断していると、「テルショック一族の斧兵」がフィーンドに封印されます。
45-6とポイントも差をつけられ手札も減ってきたので、ここでカンビ→ヤルマールと続けてプレイ。相手にアヴァラックをパクられ手札をお互いに補充します。※アルズールの複十字と、モーグヴァーグをドローするという何ともすごい嫌なドローになってしまった。相手もここぞとゴールドカードをプレイしてきます。「見えざる者」に「ディメリティウムの枷」を撃ち、リセットに巻き込まれるように仕込みます。そして盤面をリセット。
ここで25-23と逆転。しかし、アヴァラックのせいで思ったよりポイント差がつかずに焦ります。相手が婆をプレイするも誰も呼んできません。25-29と再逆転される。※ということは残り3枚の手札のうち2枚が婆ということが分かりました。それならば、残り1枚が「晴天」効果だったとしても削りきれる、と判断してモーグヴァーグの後に天候術をプレイ。転生のタイミングで何のカードを呼んでくるか見定めながら。
残り2枚のタイミングで相手がインキュバスをプレイ。これは育った「テルショック一族の斧兵」を捕食する、というタイミングを狙っていたのかなぁ。モーグヴァーグを連れて行かれるも、相手はポイントを逆転できずに降参となりました。
おわりに
このブログ記事を書きながら自分のプレイを何度か見返してみました。ゲーム中に感じていることと、構築時に考えていることの2つの軸で振り返りました。そういう観点でみると出来たこともあれば、出来ていないこともありました。見返すの大事ですね。
グウェントはカードゲームにしては珍しくデッキを全て使い切ることが珍しくないゲームです。ということは、どんな順番で、どんなふうにカードを使うか、使わないか、という思考力が本当に重要です。自分の狙い通りにゲームが展開して、相手に勝ったときは本当に気持ち良いですよね。
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それではまた!