サタンのメモ帳

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アラサー男性にこそ、漫画版の「逃げ恥」を読んで欲しい

こんにちは。サタン(@Satan_0707) です。

 

「逃げ恥」こと「ドラマ:逃げるは恥だが役に立つ」といえば、、、

  • ガッキーが可愛いとか。
  • ガッキーがカワ(・∀・)イイ!!とか。
  • ガッキーがカ・ワ・イ・イとか。
  • ガッキーがkawaii、と話題になりましたね。

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※画像は下記公式サイトより。

www.tbs.co.jp

 

 あー、星野源、羨ましい、と僕も思って途中からドラマを観ていました。2016年の後半は「逃げ恥」に持って行かれたわけです。既に知っている方が多いと思いますが、このドラマの原作は漫画。

同僚の女性に、「ドラマより私は漫画派!」と勧められて読んでみたら僕がハマりました。

逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

 

 

ドラマに劣らない面白さ

百合ちゃんがドラマ版よりツンツンしているところも勿論オススメなのですが、ネタバレとか、結末が、と肩肘張らずに読むのが一番楽しめると思います。あー、こんな風に女性は女性で悩むのねー、とかは面白い観点でした。
 

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※逃げるは恥だが役に立つ6巻 P.11より。

主人公みくりは悩みに悩みを重ねて悩む。そして相手の気持ちに対して先回りをしようとし過ぎて空回る。

 

”生き辛さ”を性だけの問題にしていない点 

この作品の面白い点は、女性の家庭内の立ち位置についてや、結婚制度への問題提議に終わっていない点だと思います。ドラマ版では、広告やマーケティングのために偽装結婚や、契約結婚、夫を雇用主、妻を従業員などと、「思わずどういうこと?」とツッコみたくなるキーワードが散りばめられています。だけど、登場人物はみんな普通に人生を過ごしてきた人です。だけど”生き辛さ”を抱えている。生き辛さの根っこにあるのは、社会通念や、社会の当たり前による圧力が関係しています。
  • 20代後半の女性は結婚していなければ・・・・とか。
  • 40代過ぎの女性には子供がいるのが普通・・・・とか。
  • 30代後半の男性は結婚して仕事も頑張るのが普通・・・とか。
  • イケメンの男性は早く結婚していて当たり前・・・とか。
でも、当たり前の話ですが皆が一緒なんてことはあり得ない。下記の図は性別生涯未婚率の表ですが、男性の場合においては1990年と2010年を比べても、4倍近く増えているわけです。この指標は社会の変化を表す一つに過ぎませんが、これまでの当たり前を作ってきた世代からの”目”や”声”が、現役世代の生き辛さに直結するのです。
 
 
この漫画「逃げ恥」は、下記のメッセージを僕は感じました。
 
  • もう少し社会のみんなが楽に人生を過ごせるのだろうか?
  • 生き辛さ(前世代の呪い)を抱えている人たちが消耗しないためには?
 
「逃げるは恥だが役に立つ」というタイトルには、そんなことが込められているのではと。キツかったら逃げていい。恥をかくかもしれないけど、逃げろ、と。
 
 

でも女性向け漫画はちょっと・・・→Kindleならバレない。

散々推してきましたが、本屋さんで男性が女性向け漫画を買うことを躊躇する気持ちは凄く分かります。
 Amazonで買うという作戦もありますが、知り合いに漫画の棚を見られることを考えると嫌な気持ちも分かります。ここでオススメなのは、kindle版を買うこと。スマホさえあればアプリでも見れるので、誰にもバレずに少しずつ読み進めるには最適ですよ。

 

逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

 

それではまた!